今回はプログラミングの基礎である、繰り返しと条件分岐について解説します。
大体わかるけどもっと詳しく知りたい!
という方にオススメです。
実際にコードを書いて分かりやすく解説します。
このような方におすすめ
- プログラミングの基礎を知りたい
- 繰り返しと条件分岐について詳しく知りたい
- 使い方がいまいちわからない
ではここから詳しく解説していきます。
繰り返し処理とは?
繰り返し処理とはある一定の条件を満たす間繰り返し処理をします。
例えば、
というときに使えます。
同じ処理をある一定回数繰り返したいときに重宝します。
繰り返し処理の構文
では具体的に繰り返し処理の構文をC#で解説します。
for (初期値; 条件; インクリメント)
{
// 処理
{
簡単に説明すると、
初期値で値を設定し条件で判定して1ループごとに1つカウントされる
これだけだとわからないと思うので上記で出した例題をもとに解説します。
static void Main(string[] args)
{
int test = 1;
for (int i = 0; i < 5; i++)
{
test = test * 2;
}
Console.WriteLine(test);
}
こちらはこのように処理をしています。
- int i = 0; で初期値に0を設定
- 条件として5回繰り返したいのでi < 5; によりiが5になったときに処理を終了する
- 処理を5回繰り返して終了
以下結果となります。

条件分岐とは?
条件分岐は処理を分岐させるときに使います。
例えば、
このようなときに使います。
条件によって処理を分けることができる非常に便利なものです。
条件分岐の構文
では具体的に条件分岐処理の構文をC#で解説します。
if (条件)
{
処理;
}
else if (条件)
{
処理;
}
else
{
処理;
}
- 最初のifで条件が判定
- 条件が満たない場合は次のelse ifの条件で判定
- どの条件にも満たない場合はelseの中の処理を実行
ここでポイントなのが、
条件を満たさない場合は必ずelseの処理をする!
です。
では実際に例題で説明をします。
static void Main(string[] args)
{
int test = 10;
if (test % 2 == 0)
{
Console.WriteLine("OK!");
}
else
{
Console.WriteLine("NO!");
}
}
処理の流れとして、
- 比較対象が偶数かどうかを判定するため2で割り余りが0の場合はtrueとする
- 余りが0出ない場合は奇数とみなしNO!を出力
では次は繰り返しと条件分岐を合わせて使っていきましょう。
【実践】繰り返しと条件分岐を組み合わせる
現場ではこの2つを組み合わせて使うことが多いです。
では以下の例で組み合わせてコーディングをしましょう!
以下がコードになります。
static void Main(string[] args)
{
int test = 3;
for (int i = 1; i <= 3; i++)
{
test = test * i;
}
if (test % 2 == 0)
{
Console.WriteLine("OK");
}
else
{
Console.WriteLine("NO");
}
}
それぞれの例題を組み合わせただけのような感じですが、
このような処理をする場面は現場に出れば多々あると思うのでぜひ理解しておくと便利だと思います。
ちなみに結果はこのようになりました。

まとめ【C#での繰り返し、条件分岐】
- 繰り返し、条件分岐ともに非常に便利
- 基礎中の基礎なので理解必須
- 組み合わせて使うことが多々ある
以上が解説になりました。
どのアプリでもおそらく使っているであろう構文になります。
特に初心者の方はこちらの知識は理解必須ですので本記事を参考に学習してみて下さい。
私(@detectivepgmer)は【初心者向け】の記事を書いていますのでこれからも参考にしていただけるとありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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