ネストが深い!
と言われたけど、どういう意味か分からない。
そのような方のためにネストの意味とネストが深いとなぜだめなのか?を解説していきます。
このような方におすすめ
- ネストの意味がよくわからない
- ネストが深いと怒られたことがある
ネストとは何か?
ネストとは、
制御構文の入れ子
のことです。
分かりやすく言いますと、if文の中にまたif文を書くことを言います。
こちらが例になります。
if(){
if(){
if(){
}
}
}
このようにifの中にifを入れていることをネストと言います。
ネストしすぎるとあまり良くない理由
ネストはプログラムを制御するのにとても便利ですが、
ネストをしすぎると、
ifだらけでぱっと見分かりにくい!
というデメリットがあります。
ネストを使わなくていい方法を模索しながらコーディングをしていかないといけません。
ネストしたときとしていないときのコードの比較
ここでネストを利用したときとしていないときのコードの比較をします。
こちらが例題になります。
例題:1、2、3でない場合はOKを出力するプログラム
ではまずネストありの方からです。
int test = 5;
if(test != 1)
{
if(test != 2)
{
if(test != 3)
{
Console.WriteLine("OK");
}
}
}
ネストがあると間違ってはいないですが、やはり少し見にくい感じはします。
では次にネストを使わないコードを見ていきましょう。
int test = 5;
if(test == 1)
{
// 処理なし
}
else if(test == 2)
{
// 処理なし
}
else if($str == 3)
{
// 処理なし
}
else
{
Console.WriteLine("OK");
}
これだとインデント(左端がそろっている)が変わらないので見やすくなりました。
階層が深くなればなるほどコードは見にくくなるのでレビューしてもらうときは注意です。
まとめ【初心者向けネストの解説】
こちらネストのまとめとなります。
- ネストは使い過ぎに注意
- 階層が変わらないコードの方が見やすい
- ネストを使ってもしっかり動いてはくれる
コーディングに厳しい方だとネストが深いと怒る方も中にはいます。
「本記事でネストの使い過ぎに注意」と頭の中に入れてもらえたら怒られなくて済むと思います。
しかしネストは見にくいだけで間違ってはいないし、
時には使わないといけない場面もあると思うのでそれだけは覚えておきましょう。
あと、ネストという言葉自体を知らない方が多いと思うので使うときは注意しましょう。
自分のポートフォリオにネストという言葉を使うときは、説明文を入れることをおすすめします。
私(@detectivepgmer)は【初心者向け】の記事を書いていますのでこれからも参考にしていただけるとありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント