プログラミングスクール卒業生はほとんどSESで働いているの?
SES以外の就職できるの?
このような疑問のために今回は、
- プログラミングスクール卒業生の就職先はSESばかりなのか
- SES企業とはどのようなところなのか
- SES企業以外に入社する方法
を中心に解説していきます。
プログラミングスクール卒業生がSES企業に就職するパターンが多いのは、
になります。
SES企業のお客さんはどこもエンジニア不足に悩んでいるので、未経験でも欲しいと思っています。
なので、SES企業は未経験でもどんどん採用しています。
プログラミングスクールについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
では、実際に求人はSES企業ばかりなのかを詳しく解説しています。

- 文系大卒からIT企業に入社
- 就活ではIT企業20社を受けて1社のみ内定
- 現在は会社を辞めフリーランスエンジニアとして活動
- 未経験からエンジニアになる難しさを知ってので、未経験から最短でエンジニアになる方法を紹介しています。
Twitter:(@detectivepenpen)で情報発信中
プログラミングスクール卒業生の就職先はSES企業が多いのか?
プログラミングスクール卒業生の就職先はSESが多いです。
SESが多い理由は、
になります。
プログラミングスクール卒業生だけに限らず、独学からエンジニアになる人もほとんどがSESに入ると思います。
IT業界はSES形態の企業が非常に多いです。
ビジネス的にも人材派遣なので拡大しやすいし、リスクも少ないです。
では、SESとはどのような労働形態なのかを具体的に解説していきます。
SESとはどのような労働形態
SESとは、
他社にエンジニアとして派遣をされて常駐という形で働く
ことになります。
例えば、
- 就職活動でA社というSES企業に入るとします。
- Aに入社後常駐先がB社に決まるとします。
- 常駐する準備ができたら、B社に入ってB社で仕事をします。
上記の流れになり、A社の社員ですが働く場所はB社になります。
場所によっては1人で常駐することも考えられるので気をつけてください。
【SES形態の企業には気をつける】
— 名探偵ペンペン@フリーランスエンジニア&特化ブロガー (@detectivepenpen) November 24, 2021
私は面接でSES企業受けた時に、「常駐先には自社の方はいますか?」と聞き、「いるよ!」と言われましたが実際は誰もおらず1人で常駐していて地獄を見ました😢面接官の言うこと全てを鵜呑みにしないでね!#駆け出しエンジニアと繋がりたい
プログラミングスクール卒業生は労働搾取されやすい?
プログラミングスクール卒業生からエンジニアになったが、
雑用ばかりさせられて辛い
という方も中にはいます。
SESでも多いのですが、常駐先に入ってから客先の雑用仕事(コーディング以外の他の仕事)をさせられることが多いです。
また、プログラミングスクール卒業生のやる気を利用して大量の労働を押し付けたりも起こりかねないので注意が必要です。
SES企業に入社して後悔する人は多い
私もSESに入社して後悔したうちの1人ですが、
SESは客先の人と上手くコミュニケーションをとらないときつい
ので気を付けてください。
私の場合は、客先の人に「ヤンキーみたいなコード書くね君!」、「え、分からないの?」のような言葉に精神が参ってしまって適応障害という精神的な病気にかかりました。
リモートだったのでこちらの表情が分からずにきつい言葉を連発してきました。
SESに入社した際は、何かきついことを言われて病みそうになった場合はすぐに自社の営業の方に相談しましょう。
IT転職で後悔する人はたいていSES
念願のIT業界に入ったはいいが、「思ってたのと違う」と思う方は多いと思います。
ギャップを感じるほとんどの原因は客先常駐にあると思います。
人気のサービスをを作って評価してもらい、ボーナスをもらうことはSESにはありません。
SESの一番のデメリットが、
客先にいるから評価がつけにくい
です。
自社開発企業なら、自社サービスが売れる=評価が上がり給料も上がります。
しかし、SESは客先のサービスなので自社にはあまり関係がないです。
プログラミングスクール卒業からSES以外に入社する方法
プログラミングスクール卒業してからSES以外に入社する方法を紹介します。
- 就活の際にSES以外を受ける
- ポートフォリオを充実させて、スキルの高さをアピールする
- 自社開発に入社できるプログラミングスクールに通う
順番に解説しています。
就活の際にSES以外を受ける
就職活動で求人のある企業を受けると思いますが、
という手があります。
SESばかりだから自社開発は少ないのでは?
と思うかもしれませんが、受託開発に会社に入るという手もあります。
受託開発とは、
他社から仕事を請け負って、自社で上流から下流までをすべて行う
形態になります。
Slerと呼ばれる業界になります。
Slerでは開発だけでなく、SEに必要な設計などのスキルも身につけることができるのでおすすめです。
なので、SESが嫌な方はSlerと自社開発企業に絞るといいと思います。
ポートフォリオを充実させて、スキルの高さをアピールする
ポートフォリオは自分のスキルがどれだけあるのかをアピールするものです。
ポートフォリオでスキルの高さをアピールすることができたら、
と思ってもらえて内定が取りやすいです。
高スキルの方を派遣として出す企業があまりないと思います。
スキルが高ければ自社に置いておいて、自社サービスを作ってほしいと思うはずです。
ポートフォリオ作成で悩んでいる方は以下の記事をご覧ください。
自社開発に入社できるプログラミングスクールに通う
プログラミングスクールを選ぶ際に、自社開発の企業に入社できるスクールを探すといいと思います。
以下がテックキャンプの決定先比率になります。

約3分の1が自社開発の企業に入社しています。
自社開発や受託開発に興味がある方はテックキャンプがおすすめです。
テックキャンプについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
SESのメリットを紹介
SESのデメリットばかり話してきましたが、SESにはもちろんメリットもあります。
- 実務経験なしでも入社しやすい
- スキルを手っ取り早く身につけることができる
- 色々な人との交流が持てる
順番に解説していきます。
実務経験なしでも入社しやすい
SES企業は実務経験がなくても入社しやすいです。
エンジニア不足で悩んでいる企業は多いので、SES企業に頼んで人材を補強しています。
エンジニア不足で悩む企業は、未経験でも「教育をして使える人材にしていく」という考えのところがあります。
また、少し闇の話になりますが、
こともあるので派遣しやすいのです。
スキルを手っ取り早く身につけることができる
SESで働けば、様々な経験をさせてもらえるので様々なスキルが短期間で身に付きます。
中には長期契約もありますが、
ので次々にスキルを身につけることができます。
早くスキルを身につけることができれば、早く独立ができるのでおすすめです。
色々な人との交流が持てる
SESでは様々な企業に渡り歩けるので様々な人脈ができます。
人脈ができれば独立したときに、少し声をかけるだけで仕事をもらえたりします。
また、
様々な人から色々なスキルを教わることができる
のですごくおすすめです。
IT業界で人脈をつくり、仕事をたくさんもらえるようにしましょう。
まとめ【プログラミングスクール卒業生はSESが多い?】
プログラミングスクール卒業生の進路は確かにSESが多いですが、努力次第で自社開発やSler企業に入ることができます。
しかし、SESは未経験を積極採用していてスキルも早く身につけることができるのでデメリットばかりではありません。
SESで3年頑張れば独立も可能になります。
独立したいと思っている方は以下の記事をご覧ください。
まずはエンジニアとして活躍できるように努力することが大切なので覚えておきましょう。
また、プログラミングスクールについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
私(@detectivepenpen)は【初心者向け】の記事を書いていますのでこれからも参考にしていただけるとありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント