【初心者向け】オブジェクト指向とは?誰でも分かるように詳しく解説します

【初心者向け】オブジェクト指向とは?誰でも分かるように詳しく解説します

オブジェクト指向って何?

オブジェクト指向を理解したい

このような疑問のために今回は、

  • オブジェクト指向の概念
  • オブジェクト指向の使い方
  • オブジェクト指向の言語

を中心に解説していきます。

オブジェクト指向とは、機能をモノ(オブジェクト)としてプログラミングをする考え方です。

モノを組み合わせてシステムを作っていくイメージになります。

オブジェクト指向の言語はよく使われるので、ぜひ本記事でオブジェクト指向をマスターしましょう。

独学で困っている方は以下の記事で、独学におすすめの言語を紹介しているのでご覧ください。

本記事は以下の資料を参考に解説しています。

この記事を書いた人
虫眼鏡ペンギン
名探偵ペンペン
  • 文系大卒からIT企業に入社
  • 就活ではIT企業20社を受けて1社のみ内定
  • 現在は会社を辞めフリーランスエンジニアとして活動
  • 未経験からエンジニアになる難しさを知ってので、未経験から最短でエンジニアになる方法を紹介しています。

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目次

オブジェクト指向がわかりそうでわからない?分かりやすく解説します

エンジニア

オブジェクト指向というワードをよく聞くと思います。

おそらくIT業界にいると必ず耳にするくらい重要なことです。

オブジェクト指向とは、

処理の対象をモノ(オブジェクト)として扱う

ことです。

上記の説明だけだと分かりづらいと思うのでもう少し詳しく解説します。

オブジェクト指向の用語を分かりやすく解説

プログラムの処理をひとまとめにしたのがオブジェクトといいます。

例えば、以下のようなボタンがあるとします。

【データ】

  • 青色
  • テキストはOK
  • きらっと光る

【メソッド】

  • 押しても何も起こらないようにする

上記のように、データとメソッドを管理しているのがオブジェクトになります。

ちなみに、データはオブジェクトの特徴でメソッドはオブジェクトが行う処理のことになります。

オブジェクト指向の基本概念

オブジェクト指向の概念には以下の2つがあります。

オブジェクト指向の概念
  • カプセル化
  • クラスとインスタンス

カプセル化

カプセル化とは、

データやメソッドの要素を一つにまとめて、外から見えないようにする

ことになります。

例を交えて詳しく説明すると、

例えば自分の一軒家があるとして、外からは家の外装が分かりますが中までは見えないし、鍵があるので勝手に家の中を荒らされることはない

と思います。

家の中を勝手に荒らされると困りますよね?

それと同じでカプセル化することにより、オブジェクトの中身を勝手に変えられることがないという利点があります。

カプセル化をしておかないと、中身の処理が変わってバグの原因となります。

クラスとインスタンス

オブジェクト指向でよく使われるのがクラスになります。

クラスとは、

オブジェクトの設計図

になります。

オブジェクト指向の用語を分かりやすく解説」で説明した例をもとにします。

以下は青いボタンのクラスになります。

【データ】

  • 青色
  • テキストはOK
  • きらっと光る

【メソッド】

  • 押しても何も起こらないようにする

上記の青いボタンは「このようなデータやメソッドを持っているよ!」と定義するのがクラスになります。

この青いボタンを使うには、クラスに定義しておかないと使えないと覚えておいてください。

次にインスタンスですが、

クラスに定義してあるものを実体化したもの

になります。

上の例でいくと、青いボタンを使うには青いボタンのインスタンスを作らないと使用ができないということです。

つまり、「青いボタンはこのような仕様です」と説明されても実体がないと使えないですよね?ということになります。

クラスについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

オブジェクト指向のメリット

オブジェクト指向には様々なメリットがあります。

オブジェクト指向のメリット
  • 保守がしやすい
  • プログラムが分かりやすい
  • 効率的に開発ができる

一番のメリットが保守しやすいことです。

一つのクラスでバグが発生しても、呼び出し元のクラスのメソッドを修正するだけで直ります。

システムの保守のしやすさはとても大事なので、オブジェクト指向を活用しましょう。

オブジェクト指向の言語を紹介

オブジェクト指向の言語を紹介します。

オブジェクト指向言語一覧
  • Java
  • PHP
  • Ruby
  • C#
  • C++
  • Python
  • Swift

以上が代表的なオブジェクト指向言語になります。

よく使われる言語はほとんどオブジェクト指向言語だということが分かります。

オブジェクト指向を学ぶならC#がおすすめ

オブジェクト指向を学ぶならC#がおすすめになります。

C#はJavaとC++のいいとこどりをしたような言語になっており、非常に学習がしやすいです。

またVisual Studioという開発環境があり、ドキュメントや情報もたくさんあります。

オブジェクト指向言語でどの言語にするか迷っている方はぜひC#を検討してみて下さい。

まとめ【オブジェクト指向の解説】

まとめ

オブジェクト指向言語は、いかにオブジェクト指向の概念を利用して効率よく開発するかが大切です。

メソッドやクラスを上手く使って、保守のしやすいプログラムを組むことを意識しましょう。

オブジェクト指向を理解できると一気に仕事効率が上がるのでこれを機に学習してみて下さい。

プログラミング学習に困っている方はプログラミングスクールがおすすめなので以下の記事もご覧ください。

学習方法の一つにプログラミングスクールをおすすめしています。

プログラミングスクールではITの基礎からプログラミングまで幅広く教えてくれるので、入社してからすぐに活躍することができます

プログラミングスクールについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。

私(@detectivepenpen)は【初心者向け】の記事を書いていますのでこれからも参考にしていただけるとありがたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

・文系大卒からプログラマーとしてIT企業に就職!
・就活ではIT企業20社受けて19社不採用。残りの1つから内定をいただきなんとかエンジニアデビュー!
・現在はIT企業退職しフリーランスエンジニアとして活動中。
・未経験からエンジニアになる難しさを知っているので、これからエンジニアを目指す方のために未経験からエンジニアになるための方法を発信中

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